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法政大学山岳部ログ

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法政山岳部の山行記録とかいろいろ。

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3月8日〜3月13日まで八ヶ岳の西面に行ってきたんですが……なんかデジカメの電池が一瞬にして底をつくんですよね不思議なことに。勿論、満タンまで充電した上に、予備2つ持ってきましたがとれた写真は10枚もないです。どうやら気温が低すぎると撮れないらしいですあのカメラ。いやホントすいませんバカなカメラで。カメラのせいです、ハイ。

開き直って報告を。

3月8日(火) 晴れ!
入山! 
山頂付近がことごとく雲に覆われていたのが気になった。
荷物の重さもあり行者小屋まで予想外に時間がかかった。(5時間以上くらい)
数日前にアイスクライミングに来ていた橋本コーチ曰く
「なんか超積もってる」とのこと。
ラッセルの気配がした。そしてそれは正しかった。

3月9日(水) 晴れのち曇り、風強し
本日のコースは赤岳〜硫黄岳までのロングラン!
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    さあ出発だ! 今日は撮るぞー!

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    ♪〜♫〜〜ん?おい、どうしたカメラ。何で電池マークがもう赤なんだ

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    カメラ沈黙。

(そんなわけで諸事情によりここからは文字のみの早送りでお送り致します)

そういえば、前回カメラを亡くしたのもこの赤岳主稜だったことを思い出す…そんだけ。いや別に呪いとか怨念だとか信じてるわけじゃないんだからね、別に。そのまま強風が吹き荒れる山頂へ。やっぱ稜線上は風が強いが、晴れてるし大丈夫だろ ははは とか思っていた自分はポジティブなのだろうか、果たしてバカなのだろうか。半ば雪に埋まった赤岳展望荘を通り過ぎ、横岳を目指す。地蔵尾根との合流点付近で赤岳への登山者とすれ違う。この辺りまで来ると、踏み跡はほとんど残っていない。要するに、日の岳ルンゼには踏み跡が残っていない……だ、大丈夫だ。僕は今回冬から春にかけてラッセルのない山行の記憶がない。おかげで今はもうすっかりラッセルさんと仲良くさせて頂いてますヨ、ハイ――――そう、「ラッセルはトモダチ、ラッセルはトモダチ」ぶつぶつ言いながらルンゼ突入。いつ固い斜面が出てくるかわからないのでアイゼンのまま突き進む。案の定斜面はすぐに固くなりほっとするが、そこは期待を裏切らないラッセル君。まるでヒーローのようにどこにでも現れる。僕は思った「やっぱこいつ友達じゃねえ」。ラッセル→固っ!→ラッセル→岩っ!てなかんじでおちょくるように変化する足場。鉾岳を西から巻いて、斜面がなんか怖いのでトラバースせずにすぐ稜線上へ出る。ところで「鉾岳」って何て読むんだ誰か教えてくれ。横岳直下に着くころにはもう風がびゅんびゅん吹いて、雪も降ってて、おまけにガスッてて、つまり鈴木さんとかが泣いて喜びそうな空模様になっていて、僕は自分がただのポジティブなバカであったことを知る。でも特に問題なく横岳山頂へ。展望ゼロ。デジカメの電池もゼロ。そんなわけで頂上滞在時間もゼロ。へへ、時間短縮になっていいぜ。横岳の下りは確かに恐いが、ロープを出すほどじゃない。慎っ重に降りる。次第に道がなだらかになって硫黄岳の圏内に入ったことを知る。しかし風はここへきてピーク。強風というより狂風。まあでも別に、道は広いし迷うとこじゃないしでやっぱり問題なく硫黄岳山頂へ。

問題は、ここからだった。

「赤岳鉱泉」⇒ の看板を見つけ直角に曲がって、斜面をシリセードで一気に下って、登山者のトレースを見つけて、辿って行ったら案の定登山者を見つけて――――僕らは道に迷(以下略)。どうやらそのトレースの主である登山者たちは赤岩の頭から赤岳鉱泉まで近道しようとして道に迷ったらしい。それを辿ってきた僕らも当然(以下略)。彼らはどうやら赤岩の頭までは鉱泉からの一般登山道を歩いてきたらしいのでつまるところ赤岩の頭まで登り返せばいいのではあるが、ここまでかなり下ってきた後なので登り返しは非常に面倒くさい。降りた方角は合っているはずなので、コンパスを頼りに道なき道を泳ぐ。落ち着ける場所がないからワカンも付けられない、というかなんか変な意地のようなものがあった(「ここまでつけなかったんだから……ここまでつけなかったんだから……!」)。しばらく歩いて見晴らしがよいところに出たので、見ると赤岳鉱泉のアイスキャンデーが見えた。隔てる沢はジョーゴ沢か大同心沢だろう。
そしてなんとかョーゴ沢に降り立ち、事なきを得た。橋本コーチありがとうございました。本当に。

なんか長くなってしまったので一旦切ります。
続きはすぐに後編で。(3月10〜13日)

ちなみに、テントに戻ったらカメラは問題なく起動しました(電池もありました)


久保田
by hacblog | 2011-03-24 18:28 | 合宿 | Trackback | Comments(1)
更新、ご無沙汰してしまい、すいません・・・。
卒論発表会があったり、山形蔵王に行ってたりと、更新ができませんでした。

これがラスト、下山の写真です!



2月11日(金) 曇り一時雪
大猫平AC~大猫山~東芦見尾根~猫又山~(往路下降)~AC

朝起きると予想に反し、満点の星空。それでも出発する頃には段々と曇り始め、日本海方面からは低い雲が垂れ込めている。天気は少しずつ悪い方向に向かっているのだろう・・・。

大猫山へは昨日のトレースを使い、一気に駆け上がる。
大猫山から先の東芦見尾根は広い尾根だ。尾根上の樹林も完全に埋まっている。稜線に上がったというのにワカンで膝下程度のラッセルだ。
常に右に見えている剱岳の山頂は雲に見え隠れしている。
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東芦見尾根上。
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最後の登り。

猫又山への最後登りに差し掛かると、雪は段々とクラストし始めた。ここでワカンからアイゼンに付け替える。
ついに北方稜線と合流し、カツカツと歩くと猫又山山頂に到着した。夏の看板が少しだけ顔を出していた。
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富山湾と富山平野をバックに。
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巨大な東芦見尾根。
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雲に隠れちゃったけど、剱をバックに。
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今回は断念した釜谷山方面。2000m級の稜線とは思えない。。。

昨日に比べればスッキリしない眺望だけど、山にどっぷり漬かれるような合宿・長期山行は、これが最後なんだな~と思うと、チョッピリ感慨深かったりもする。

大猫山から振り返ると、もう猫又山は雲の中に隠れていた。

夜、明日一日は何とか天気が持ちそうで、明後日から荒れた天気になるとの情報を得た。明日は下りられる所まで下りることになりそうだ。

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by hacblog | 2011-03-07 19:27 | 合宿 | Trackback | Comments(5)