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法政大学山岳部ログ

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法政山岳部の山行記録とかいろいろ。

プレ冬合宿

 11月21日(金)~11月27日(木)にかけて、プレ冬合宿として北アルプス南部の燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳を縦走してきました。このコースは冬山合宿で行く予定であり、本番に近い形での下見ができました。ちなみにメンバーはいつもの3年池下先輩、2年鈴木です。


21日(金)
新宿=(JR)松本駅

 もはや豚珍館は外せない、無事に合宿を終えるためのジンクスになっている。鈍行で松本に向かい、松本駅で寝る。寝られる場所がなかなか見つからず、仕方が無く駅ビルの玄関前にて就寝(-_-)zzz


22日(土) 晴れ
=(JR)有明駅=(タクシー)中房温泉~燕山荘

 さすがに朝は寒いので、駅前の松屋に直行。そして始発の電車で穂高駅まで向かう予定だったが、電車の中が暖かく快適で、2人とも爆睡。気付いたら隣の有明駅ではないか!まぁ許容範囲だが・・・。
f0182938_1426193.jpg ここ最近の悪天は長野も例外ではなく、中房温泉までの林道も雪道。下の方では紅く燃える紅葉と純白のコントラスト。初めて見る美しさがそこにはあった。

 燕山荘まではしっかりとしたトレースがある。北アでは珍しく、この時期でも燕山荘は営業中で多くの登山者がいる。吹きだまりをせっせと掘り返してテントを張る。夕方、ガイド中の監督がテントに差し入れを持ってきてくださる。どうもありがとうございました。後半になって超重宝しました!


23日(日) 風雪時々曇り
~大天井岳~大天荘

 朝起きると、風雪。天気図では予測できなかったし、小屋の天気予報も大外れだ。しばらく待機し、これから天気は回復傾向にあるので出発することに。小屋で仕度していると、明大山岳部OBの方が声を掛けてくれ、貴重なお菓子まで頂き、しばらくすると監督もやってきてしばし談笑タイムとなる。小屋のご主人からコーヒーも頂く。ありがとうございました!

 さて大天井岳へ向けて縦走を開始すると、今までとは一転、人が誰もいない。未だ風は強く、顔が痛い。今年に入って池下先輩と2人だけで山に行くことが多くなったけど、2人という人数は寂しい反面、自然を敏感に感じ取ることができる。晴れて山が穏やかな時は、その山の素晴らしさに感動し、雪を伴って厳しい風が僕たちを襲う時は、山の怖さというのもヒシヒシと感じられる。そしてそんな時はいつも一緒に登っている仲間の有難さ、心強さを感じると、歩きながら僕、鈴木は思う。

 途中の蛙岩は意外に怖く、鈴木がビビり、わめく。稜線はカツカツのアイゼン歩きを夢見ていたが、意外にズボズボである。途中で初のアイゼンワカンもやってみる。大天井岳の登りは何だか歩きずらいし、時折突風が吹き、何とも面倒臭いものであった。

 大天荘は冬季小屋が使え、快適な夜となる。明日は停滞かな。。。


24日(月) 曇のち雪
~常念小屋
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 朝、外はドンヨリ曇っている。やはり予報通り天気は下り坂か?朝食後外を見ると、なんと晴れているではないか!午前中は持ちそうなので、少しでも先に進もうと急いで支度し、お隣さんの常念小屋へ移動。槍穂のダイナミックな景色を見ながらの、何とも贅沢な縦走路だ。
f0182938_14283547.jpg 常念小屋でも冬季小屋を使用。常念小屋は出入りが核心。下手すると怪我をしますよ。
 午後はお待ちかね、白玉ぜんざいのクッキングタイム。パウダー状のアンコですが、味は抜群!楽しいお菓子作りとなりました。でも当分ぜんざいは遠慮しときます。。。
 昼から降り出した雪は、夜中には風を伴い、不気味な風音が聞こえる。僕たち2人以外に果たして何人の人がこの山域にいるのであろうか?


25日(火) 晴れのち雪
~常念岳~2592mピーク近辺
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 常念岳の登りは夏道を外したのか、少し歩きづらい。
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山頂からの景色は勿論Good。常念からの下りの岩稜帯は歩きづらい。下りきると、樹林帯。樹林帯内は風が無く深々と雪が降っている。

 樹林帯では2人交代の空身ラッセル。空身と背負ったまま、両方やってみたが、あまり時間は変わらず、空身の方が疲れない気がする。2交代制の土木工事のため、なかなか疲れる。後半はなぜかIさんがラッセル要員で、Sさんが荷揚げ要員に(笑)
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26日(水) 晴れ
~蝶槍~蝶ヶ岳~蝶ヶ岳ヒュッテ~横尾
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 ラッセルに慣れたのか昨日より気持ちペースが上がった気がする。今日は快晴で、槍穂や焼岳など、そして大滝山方面も望める。
f0182938_14333467.jpg 実は昨日より、天気図や携帯の週間天気図とにらめっこしながら、下山するか、縦走を続けるか考えていた。蝶ヶ岳ヒュッテでもう一度携帯で最新の天気図を手に入れ、池下先輩は下山を決定する。本当に直前まで迷っていたが、池下先輩の判断力を信じて一気に下山する。ここ最近の池下先輩の判断は無難な結果を導いてくれているのです。大滝山は冬の楽しみかな~。

 横尾には森林管理局の避難小屋があり、水も出ていた。夜、屏風岩の上には満点の星空が広がっていた。


27日(木) 雪時々曇り
~徳沢園~上高地~中の湯

 朝はドンヨリ曇り空。一日中雪が舞ったり止んだりしている。この時期でも横尾の林道は工事中であり、道は圧雪されている。久しぶりに人に遭った。

 上高地に観光客は見当たらず、静かで寂しい。中の湯温泉までのカントリーロードをトボトボ歌を唄いながら下山。
f0182938_14405054.jpg 釜トンネルの入り口で「卜伝の湯」という秘湯に浸かる。何だか池下先輩の投稿では僕が混浴を望んでいたみたいだけど・・・。良いお風呂でした。

 松本では毎度お馴染みの「たくま」にてビールとチキンカツで無事下山を祝う。そうそう、「たくま」の近くの「高橋」も美味しい煮カツが食べられるようです。場所は偵察しといたので、冬合宿は是非行きましょうね!良い登山は良い食事から・・・。


鈴木
by hacblog | 2008-11-29 14:48 | 合宿 | Trackback | Comments(4)
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Commented by じん at 2008-11-29 17:20 x
お疲れさま。充実した山だったね。二人だけのパーティーでよくやってるよ。

本番はさらに厳しくなると思うけど、思いきり雪と戯れてきてください。

次回は恒例の豚珍館に参加したいな。入山いつだっけ?
Commented by かつ父 at 2008-11-29 23:14 x
燕山荘では明治の山本君にお世話になったの?
最近はもっぱら二人で頑張ってますね。事故のないように大いに楽しんでください。
Commented by すずき at 2008-11-30 18:19 x
こんにちは。お久しぶりです。

燕山荘では、確か昨年卒部されたミトロさんにお会いしました。これからも気をつけて楽しく山に登りたいと思います。

冬山合宿の出発は今の所22日の月曜を予定しております。
Commented by かつ父 at 2008-12-06 21:09 x
ミトロ君クーラカンリではつらい経験をされて来たのでしょう。山を登る先輩として若い二人に接してくれたこと感謝します。私が山本君と書いたのはムネヒコ君の奥さんの実家が・・・と思ったからなのです。