西沢渓谷(鶏冠谷左俣~釜ノ沢東俣下降)

 2008年9月12日(金)~13日(日)で、西沢渓谷にまたまた沢登りに行ってきました。やはり暑い日本の夏には沢でしょ!
 
 メンバーは3年池下先輩、2年鈴木、そしてOBの大森先輩でした。


12日(金) 晴れ
 池下先輩と新宿で待ち合わせる。集合時間より30分も早く集まり、早目の電車に乗る。
 油断しておしゃべりしていたら、電車は青梅線に・・・。塩山駅での大森先輩との待ち合わせに遅れるははめになる。


13日(土) 晴れのち曇り
西沢渓谷(鶏冠谷左俣~釜ノ沢東俣下降)_f0182938_1553616.jpg 今日は甲武信岳の山頂を目指して鶏冠谷の左俣を登る。この沢はちょっとした滝はあるもののロープを出すような所は無い(1年生がいたら必要だけど)。
 
 この日は木々の間から薄日が差す、とても気持ちの良い沢日和であった。途中にはちょっとした釜があって肩までつかる。僕も池下先輩も耐久撥水素材の”フラッドラッシュ”をこの沢で初めて使ったが、驚きの撥水性能!!これは間違いなく革命的な素材だと僕は秘かに思っている。

 沢から上がり、意外と長い鶏冠尾根を歩き、甲武信小屋へ。夜はお酒を飲みながら、今は近畿在住でなかなかお会いできない大森先輩と色々なことを語り合う。


14日(日) 曇りのち晴れ
 今日は下山。でもただ登山道を歩いて下山するのは、なんだかなぁ~、と思い、釜ノ沢東俣を下降することにする。
 
西沢渓谷(鶏冠谷左俣~釜ノ沢東俣下降)_f0182938_1571418.jpg 最初はちょっとザレているが、中間部は河原歩きである。僕はこの沢を登ったことがないので初めて遡下行することになるが、きっと登るよりは難しいんだろうなぁと思っていた。でも自分でクライムダウンできる場所を探したりだとか、高巻きを探したりするのはとても楽しい。沢下り、これってかなり楽しいかも・・・。

 後半(登ってくると前半)は美しいナメ滝が続く。ナメ滝の下降ってかなり怖い。両門の滝は、まさに自然の創り出した滑り台で、滑って遊ぶ。そして釜では泳ぐ。いやぁ~、最高!
西沢渓谷(鶏冠谷左俣~釜ノ沢東俣下降)_f0182938_221934.jpg

 東沢の本流に出た後も美しい景色を眺めながら、ゴールの西沢渓谷を目指して歩く。
西沢渓谷(鶏冠谷左俣~釜ノ沢東俣下降)_f0182938_1585034.jpg

鈴木 
by hacblog | 2008-09-20 02:05 | 合宿

法政大学体育会山岳部の山行記録などを紹介します。


by hacblog