新人合宿

5/31(土)~6/6(金)で北アルプスで新人合宿を行いました。

5/31 新宿発
6/1 上高地~涸沢
6/2 雪訓
6/3 雪訓~Ⅴ・Ⅵコル~撤収~横尾
6/4 横尾~蝶ヶ岳
6/5 蝶ヶ岳~常念岳
6/6 常念岳~ヒエ平


5/31 新宿発

合宿の始まりは毎度おなじみの豚珍館です。

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豚の恩恵をしっかりと受けました。ありがとう、豚さん。

さわやか信州号に乗って、いざ、上高地へ!!!
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6/1 上高地~涸沢

5:30に上高地に到着。
皆さんしっかり寝れましたでしょうか?

準備が整ったら、涸沢めざし出発!

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歩き始めて1時間くらい。明神にて1年生記念撮影。

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3時間ほどほぼ平坦な道を歩いて、ようやく横尾に到着。
長い平坦な道嫌だ。肩いってぇっす。
1年生もこの時点で若干お疲れの様子でした。
だが、我々が目指す場所はまだまだ先だ。
こっからは高度をあげるぜえ!

涸沢へ後GO!

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景色が実にすばらしい。

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雪渓にて休憩中。
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1年生は最後の方は疲労がピークに達していました。
 「先輩小屋見えましたか?」
 「まだ見えない」
 「はあ・・・まだ・・・」
みたいな感じになってました。

一同「小屋見えた!」
こっから40分かかりました。本当に近いようで遠い。

6/2 雪訓

小屋近くで雪訓です。

人数が多いとバケツとかすぐ掘れるのがいいですね。
雪上歩行、滑落停止、耐風姿勢の訓練を行いました。

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皆だんだん形になってきましたね。明日もしっかり頼むよ!

6/3 雪訓~Ⅴ・Ⅵのコル~撤収~横尾

朝起きて準備終わって外出て感激!朝焼けきれい!

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そして穂高岳~♪

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昨日やった技術をしっかりと定着させました。
一年生も、先輩方のいつ来るかわからない気まぐれ「突風!!!」ボイスにもちゃんと反応できるようになっていました。

雪訓を終え、Ⅴ・ⅥのコルへGO!やっぱり実践が大切です。 
練習した雪上歩行をつかって登って行きました。

Ⅴ・Ⅵのコル到着。
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なんか変な人もいました。
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稜線上に来ると景色が開けるので、テンション上がりますね。
その後、テントを撤収して横尾までおりました。

6/4 横尾~蝶ヶ岳

すごい今さらですけど、11人の隊の先頭を歩くのは、大変だけど少し楽しいですね。
この日もそうでした。
途中からずっと雪ついてたんでピッケル出してキックステップきめて進んでたんですけど、「後ろの人が歩きやすいようにしっかり決めなきゃ!」みたいな感じで俄然やる気が出るというか、なんというか。そんな固い雪ではなかったのですが。
とにかくひっぱっていかなきゃならない先輩という立場になったことを実感しました。

稜線上に出ると、雪もなくなり、視界も開けました。ゴールはもうちょいです。
しばらく進むと、冬にも見たMt.choと記された石柱が!
到着です。

蝶ヶ岳からの眺望。
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リラックスタイム
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師匠の瞑想モード。世界に入っておられるな。
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6/5 蝶ヶ岳~常念岳

朝から強風と雨のダブルパンチでした。まさに萎えの極みですな。
しかし、行ける範囲なので出発。

ずっと稜線上を行きます。
しばらく行くと雪が出てきて、やわらかくて足がずぼずぼはまるんで、うっとおしかったです。
冬に向けたちょっとした練習ととらえました。

高度があがり、岩場になると、あとはとても楽しかったです!
手で岩をつかんだりして、全身を使って登るのがいい感じ♪オッケー♪(ローラ絶対言わないなこのセリフ)
若干怖いところでも1年生は臆さずにけっこうスイスイと登ってました。

常念山頂にて記念撮影。景色が・・・

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6/6 常念岳~ヒエ平

またまた雨でした。岩の上はすべりやすくなってるので慎重に降りていきました。岩場を
過ぎて、その後樹林帯を進んでいくと、雪渓に合流しました。ここからは雪渓を下っていきます。
雪訓をしたところの雪よりも固かったので、キックステップのよい実戦経験になったかなと思います。
最後はひたすら樹林帯を下って行きました。

登山口から豊科駅までタクシーで行き、豊科駅から松本駅まで電車で行きました。
タクシーの運転手さんは我々のような刺激臭を発する人間を乗せることにも慣れているようでしたが、
電車に乗っている女子中高生には刺激が強すぎたようでした。
「泣きたい」とおっしゃっていましたが、どうか泣かないでください。
泣きたいのは我々です。


こんな感じで無事新人合宿を終えました。
1年生お疲れ様!

記:宇野
by hacblog | 2014-06-07 03:19 | 合宿

法政大学体育会山岳部の山行記録などを紹介します。


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