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法政大学山岳部ログ

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法政山岳部の山行記録とかいろいろ。

2011春山合宿IN東芦見尾根・Vol4(終わり)

更新、ご無沙汰してしまい、すいません・・・。
卒論発表会があったり、山形蔵王に行ってたりと、更新ができませんでした。

これがラスト、下山の写真です!



2月11日(金) 曇り一時雪
大猫平AC~大猫山~東芦見尾根~猫又山~(往路下降)~AC

朝起きると予想に反し、満点の星空。それでも出発する頃には段々と曇り始め、日本海方面からは低い雲が垂れ込めている。天気は少しずつ悪い方向に向かっているのだろう・・・。

大猫山へは昨日のトレースを使い、一気に駆け上がる。
大猫山から先の東芦見尾根は広い尾根だ。尾根上の樹林も完全に埋まっている。稜線に上がったというのにワカンで膝下程度のラッセルだ。
常に右に見えている剱岳の山頂は雲に見え隠れしている。
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東芦見尾根上。
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最後の登り。

猫又山への最後登りに差し掛かると、雪は段々とクラストし始めた。ここでワカンからアイゼンに付け替える。
ついに北方稜線と合流し、カツカツと歩くと猫又山山頂に到着した。夏の看板が少しだけ顔を出していた。
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富山湾と富山平野をバックに。
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巨大な東芦見尾根。
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雲に隠れちゃったけど、剱をバックに。
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今回は断念した釜谷山方面。2000m級の稜線とは思えない。。。

昨日に比べればスッキリしない眺望だけど、山にどっぷり漬かれるような合宿・長期山行は、これが最後なんだな~と思うと、チョッピリ感慨深かったりもする。

大猫山から振り返ると、もう猫又山は雲の中に隠れていた。

夜、明日一日は何とか天気が持ちそうで、明後日から荒れた天気になるとの情報を得た。明日は下りられる所まで下りることになりそうだ。





2月12日(土) 曇りのち雪
大猫平AC~ブナグラ谷取水口取付~馬場島派出所~伊折集落

天気は曇り空、予定通り下山開始。
どんどん竹竿を回収しながら進む。大猫平のトレースは完全に残っていたが、一歩大猫平から下り始めるとトレースが完全に埋まっている。
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大猫平。
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うんっ!熊の冬眠の穴!?
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赤谷尾根をバックに。

大猫平からの急下降では、雪崩と雪庇の崩壊を警戒して、1P・60m目一杯ロープを出した。
1560mギャップを登り返した頃から、雪の降り方が強まる。それでも1400m地点には早めに到着したので、今日中に馬場島まで目指すことになる。
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大猫平からの下降。
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ズボズボ、下りラッセル。
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1560mギャップの登り返し。

1400mからの下りでは、歩いているそばから、表層の雪が崩れ始める。もっと新雪が多いと結構怖いかもしれない。さらに雪質も一様ではなく、不安定なので、懸垂下降することにした。30m2Pで一気に標高を落とす。するとすぐに取付に着いた。

ブナグラ谷から先も、ラッセル。無事、馬場島に到着し、派出所に挨拶に向かう。少し雑談をしてから、馬場島を後にする。富山県警のみなさん、どうもありがとうございました。
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馬場島。
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地面から何か飛び出てくるので注意!?
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発電所付近のトンネル。

馬場島を過ぎると、急に気温が高く感じられるようになった。伊折までのラスト・ウォークは、4年間の学生生活を振り返りながら歩いた。大変なこともあったけど、アベレージ、楽しかったかな。とりあえずは無事に4年間を終えられてホッとしながら、黙々と伊折を目指す。

そして伊折でタクシーを待っていると、急に天気が変わり雪が激しく降ってきた。

迎えに来た運ちゃんも、「いい時に降りてきた。明日からヤバイよ。」と教えてくれる。
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伊折の集落。



夜は、キトキトの寒ブリを食べに富山市内へ。そして朝までカラオケボックスで頑張ってしまった。

良い、卒業旅行になりました。(終わり)



鈴木
by hacblog | 2011-03-07 19:27 | 合宿 | Trackback | Comments(5)
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Commented by at 2011-03-08 10:01 x
鈴木へ。
4年間お疲れさまでした。
最後をよい山行でしめくくることができてよかった!
社会人としての新しい生活、悩むことも多いと思いますが、めげずにがんばってください。
Commented by かつ爺 at 2011-03-08 12:43 x
鈴木君ご苦労様。
合宿報告がMLで流れて来たので、そろそろブログも更新かなと見てみました。
鈴木君の更新を愉しみにしていました。これからは八ツに入っている久保田君の更新を愉しみに待つことにしましょう。
社会人生活是非がんばって下さい。そして、たまには山に行けるといいですね。
学校の先生と言う職業は山に行き易いのかな?
明治の監督の山本宗彦さんも中学校の社会科の先生です。私の小学校1〜3年までの担任はクライマーで、山の画文集で有名な当時50歳位の上田哲農先生でした。(世田谷区立奥沢小学校)
Commented by すずき at 2011-03-08 23:12 x
ま さん、かつ爺さん、コメントありがとうございます!

4月からは新生活が始まりますが、山岳部と同じように頑張りたいと思います。


会社勤めに比べたら、教員は比較的山に行きやすい職業だと思って採用試験頑張りました 笑
↑8割は冗談で、2割は本当です・・・。

最近は分からないですが、教員でバリバリ山に登っている人は多いですよね。去年真砂沢にいた元気な人も、そういえば教員でした。

最初の何年かは研修とかあって、なかなかガッツリ山には行けなそうですが、早く仕事のペースを掴んで山に行けるようにしたいものです。

目標は、末長く登山を続けることです ・・・   笑
甘いかな・・・・ w
Commented by かつ爺 at 2011-03-09 12:17 x
昔、川崎の教員グループがヒマラヤで活躍していた時代がありました。監督のようなプロではないのですから生活環境の許す範囲でがんばるしかないでしょう。一昨年夏に君も行った南アの沢の池下さんの高校の顧問の先生すてきだと思いますよ(報告を読んだ限りですが)。
生涯スポーツとしての登山に出会えて良かったと・・・
Commented by 池下OG at 2011-04-03 23:59 x
遅くなりましたが、鈴木、東浦4年間お疲れさまでした。最後の合宿も無事終了し良かった!最近、昨年3月の笠ヶ岳の合宿を思い出すよ。誰も入らないような山奥で、鈴木、久保田と必死に登った。大変なことはたくさんあったんだろうけど、誰も踏んでいない雪を踏みしめた感覚と、標識も何もない、笠ヶ岳の山頂に立った時の感動は未だに忘れられないよ。
先日、私の地元にある「前黒法師岳」という山に登ってきた。南アルプス深南部に通ずるような、奥深く、原始林が残るような山だ。
トレーニングもしていないし、最近山にも行けていない・・・。そんな不安があったがすぐに解消された。体は覚えている。
「登山とはなんていいスポーツなんだろう。」その時心から感じた。
長くなりました。鈴木、東浦ずっと登山と付き合っていってね!