GW合宿・前編
2009年 05月 09日
前半は、池下親分、鈴木、1年・久保田、松原監督、橋原コーチとともに唐松岳登山を行い、その後池下先輩と鈴木で不帰岳東面に行ってきました。実は出発前日に北田という1年も入部してくれましたが、直前過ぎて一緒に行くことはできませんでした。。。残念!!
では、まずは前半の唐松岳登山の様子を。雪の世界へ、Here we go!
4月30日(木) 晴れ
大学=(電車)新宿=(電車)調布=(監督車)道の駅「白馬」
授業終了後、慌ただしくパッキング。荷物を背って歩いていたら、飯田橋駅で太田先生とバッタリお会いする。
新宿駅に移動し、いつものように豚珍館へ。久保田は結構気に入ってくれたようだ。その後時間が余ったので、何故かゲーセンに。。。
久保田は「太鼓の達人」を、池下先輩はUFOキャッチャーを・・・。しかもネコのぬいぐるみをゲットしてるし。何気にスゲェや。以後、ネコが同行する。
調布駅で監督と合流し、この日は道の駅「白馬」にテントを張る。そうそう、ここのトイレは・・・。
夜は2℃と、結構冷え込んでいた。
5月1日(金) 晴れ
=JUSCOでお買い物=白馬八方=(ゴンドラ・リフト)八方池山荘~八方池上BC(BC設営後、雪上歩行練習・支点構築練習)
朝、JUSCOで今夜の鍋料理の具材を買出し。
ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘へ。久保田は景色に感動し、池下先輩はリフトの足ブラブラ感に感動していた・・・。
八方池上のダケカンバ帯にテントを設営。その後、素晴らしい景色の下、雪上歩行の練習をする。本当はアイゼンを付けてやりたかったのだが、雪が柔らかすぎるので、キックステップを中心に練習し、久保田に慣れてもらう。
その後、折角山岳ガイドの監督が居るので、雪上での支点構築の練習と確認をする。これは、とっても勉強になりました。GW合宿の思わぬ+の副産物でした。
で、やったことは・・・。スタンディングアックスビレー(スノーバー2本でセルフ)、スノーバー横埋め、ボラード(竹ペグ併用)、雪袋、デッドマン。
スタンディングアックスは制動方法にコツがいりますね。スノーバーは結構効くね。横埋めはGWのズボズボの雪質でも結構効きました(2人ぐらいで引いても大丈夫でした)。
ボラードは、雪質しだいでは怖いですね・・・。2人で引いたら半分ぐらい壊れてしまいました。
雪袋は、かなり頑丈でした。今回は普通のテントを入れている袋でやりましたが、何でもありませんでした。
デッドマン・・・。何と池下先輩一人の力で簡単に抜けました。これは怖くて実戦配備できません。とゆうことで先輩と相談して、登攀には置いて行くことにしました。
夕方、橋原コーチと合流し、水炊き鍋を囲み、ささやかな歓迎会を行った。
5月2日(土) 晴れ
~唐松岳頂上山荘~唐松岳往復~八方池BC~丸山下BC
見事な日の出を眺めて、出発!アイゼンを付けてグングン高度を上げる。
快晴、無風、絶景、、、1年生初めての登山としてはこれ以上ない好条件だと思われる。
良いペースで頂上山荘に到着し、御主人にコーヒーを御馳走になる。唐松岳山頂に立つと素晴らしい景色だ。久保田の目にはどう映ったのだろうか・・・?
帰りは、明日登る不帰Ⅲ峰B尾根の偵察をしながら下山する。BCを撤収して、そこで監督、橋原さん、久保田とは別れる。お疲れ様でした、そしてありがとうございました。監督と久保田はその後遠見ヒュッテに向かったようだ。
さて、池下親分と鈴木は明日の登攀に備えてBCを丸山下のダケカンバ帯の樹林帯に移す。
今日は日差しがかなりきつく、二人ともバテバテになりながら斜面を切り崩して、BCを設営する。雪のブロックを切り出すその格好は、2人とも小屋のアンちゃんだ。その写真はあえて非公開にしとこ(笑)
明日からは登攀だ!登攀は後編にUPします。
鈴木