Gw合宿前フリ
2009年 05月 05日
只今深夜0時50分、電車の中です。今日は白馬駅から高速バスで帰ってきたのですが、新宿に3時間半遅れで着きました。みなさんどんなGwを楽しんだんだろうなぁ。
さて、私たちのGwですが、1年生を唐松岳に連れていけたのでひとまず良かった!1年の久保田も楽しんでくれたよう。
その後、池下と鈴木で不帰の雪稜に行きました。
不帰三峰 b尾根
敗退しました……。
取り付いて早速悪かった。時たま叫び声を上げながらも(!?)何とか上がって行く。
よくもまぁこんな急斜面に雪が付いているなぁ、と思うくらいの急斜面のラッセルあり岩あり(カムが役に立つ)で下部の大半が木がなければ登れない感じであり、
「悪かった~」
雪質も良くないので、急斜面でのリードをしたときは、死なないにせよ落ちるな、と思った。
(お父さんお母さんごめんね)
何しろ被ってると思えるほどの斜面なのだ。もはや壁!?足元の雪が崩れるからさっさとトレースを付けようと思っても壁が高くて付けられない。
涙出そうでした。初めて、山の中で気分が萎えた…。
その後も甘くないピッチが続く。ぐさぐさ雪のナイフリッジは鈴木リード。私はセカンドで行ったが、たまに足元が崩れ「ひぃー」とか「わー」とか叫んでしまった。
その後私がリードし小さな岩峰を抜けると、ナイフリッジと大きな岩峰が現れた。
きのこ雪が載った、今にも崩れそうなナイフリッジ。その先の岩峰は雪が薄く、取り付いた瞬間に崩れるだろうと思われる。
(もはやここまでか…)
敗退はしたくないし、b尾根を登りきりたい!だけど、私の勘が行っては行けないと言っていた。それは鈴木も同じ。
丁度尾根の中間辺りだったが、懸垂でb沢に降りる。2P 。その後唐松沢本谷を再び登り返し、唐松小屋のご主人にご挨拶しテントに戻る。
敗退は悔しい。だが、このことから教わることも多くあった。いい経験であったと思いたい。
また詳しい内容と写真は鈴木君がアップしてくれます。よろしくね。
池下