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法政大学山岳部ログ

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法政山岳部の山行記録とかいろいろ。

2017年度夏合宿(縦走)

メンバー 4年 田淵
     3年 中原 小林
     2年 赤田
     1年 白飯 吉田


8月11日(金)
 1年2人がフィリピンに留学するため合宿の前半で帰京し、もう1人の1年が夏の必修授業のために遅れて合流してきた。
すなわち、1年生で合宿の全工程に参加したのは、この白飯だけである。
そして、現在もこのブログを書かされている始末である。もしも私がその筋の人間だったなら、3人の顔面をクラックにぶちこんでいたことだろう。
もし、このブログを読んで山岳部に入部しようと考えているのなら、この白飯には二重敬語を、のこりの1年にはプードル以下の扱いを許可する。

 さて、本題の縦走だが、単純にきつかった。鬼きつかった。帰りたかった。もしも、グーグルで、「山 夏合宿」と検索にかけたなら、
予測変換は「地獄」と出るに違いない。

   もしかして、「地獄」ですか?

とか、そんな感じだろう。
Siriもちょっとハァハァ言ってた気がした。Siri も息切れするのだ。それくらいの過酷さである。

 初日は、3時に起床し、爺が岳を通り、10時40分に冷池山荘に到着した。
入山は、ひたすら登らなければならない。そのため、大腿四頭筋が悲鳴をあげるのだ。まったくもってかわいそうである。
聖母マリアなら血眼になり、その大腿四頭筋を優しく愛撫することだろう。キリスト万歳である。
しかし、山界には聖母はおろか若い女性がいない。山にいるのは、「ジジババ」だけだ。
ジジババに足を愛撫されるくらいなら、ザイルに巻きつけて足を引きちぎり、逆立ちで頂上を目指すほうがマシである。背筋がバキバキになることだろう。
 どんなにに辛くても私たちは歩き続けなければならない。これは己との闘いなのだから。どんなに大腿四頭筋がつらくても足を一歩ずつ動かし続けなければならない。そうすることで鍛えられる筋肉、それすなわち、

    


   大腿死闘筋である!!!




8月12日
 この日は、鹿島槍ヶ岳、キレット、五竜岳を通り、五竜山荘に泊まった。
「キレット」って響きはちょっとかわいらしい。

    「きれっと」
 
平仮名にするともっとかわいらしくなる。
おそらく、飼い犬にもこの名前をつけている人は多いのではないだろうか。
 私はこの前、彼女とのデート中に「キレット」をかわいいと思うあまり、誤って彼女の名前を「キレット」と呼んでしまった。
当然彼女は、「誰よその女!」とブチ切れである。そのあとに予定していた映画や水族館でのサプライズも台無しになってしまった。
彼女との関係にひびがはいってしまったのだ。



   
    キレットだけに



8月13日
 五竜山荘から唐松岳、天狗ノ頭をとおり、天狗山荘に泊まった。
この日はクライムダウンする登山道が多く、死ぬかもしれないと感じることもあった。
私は今までも何度か死ぬかもしれないと思ったことがある。
私の家の近くには大きな一本杉が立っているのだが、そこを「トトロの木」と呼んでいた。幼少のころは悪いことをするとその木からトトロがやってきて懲らしめられるといわれて育ってきた。
ある時、たしか8歳くらいだった私は、家の鍵をなくしてしまった。家の鍵は絶対になくすなと耳にたこができるくらい言われていたのだが、どこを探しても見当たらないのだ。
そしてその時まず頭をよぎったのは、誰かに鍵を盗まれたかもしれないとか、鍵が悪用されるかもしれないとか、そんなことではない。

   「トトロ」

の三文字である。その日から私は徹底的に自己防衛に徹した。
トトロはあの巨体だ、入れる場所は限られている。おそらく窓であろう。屋根からジャンピングプレスしてくる場合もあるがそれは手の施しようがない。お手上げである。
そこで、8歳の私は窓に「立ち入り禁止」と書いた札を貼った。我ながら天才的な発想だ。これでトトロが窓から入ってくることはないだろう。だが、トトロがいつどこからやってくるかわからないという恐怖心は8歳の私にはあまりにも大きすぎた。夜中に伊右衛門が「ポコッ」となる音も当時の私にはトトロの雄叫びに聞こえた。このようなトラウマがあり、私の脳内で「となりのトトロ」はホラー映画のカテゴリーに分類されている。
なんの話だったかというとクライムダウンはそれに匹敵するほどの恐怖だった、ということだ。
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14日
この日は白馬岳、雪倉岳、水平道分岐を通り、朝日小屋のテン場に泊まった。
水平道は本来神秘的な場所だが、雨が降っていて木道で滑って転びまくった。この木道をつくった人に会ったら、正拳突きをお見舞いしようと思う。
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15日
この日は朝日岳、黒岩岳、犬ヶ岳を登り、栂海山荘に泊まった。合宿後半ということもあり、朝日岳の登りはかなり辛かった。あと、満身創痍での犬ヶ岳の急登も滅茶苦茶辛かった。だが、明日でこの合宿が終わるという一筋の光明が私たちを奮い立たせた。ワンワン。
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16日
ついに待ちに待った最終日だ。まず我々に大きな拍手を送ってほしい。
この日は、栂海山荘から親不知に向かった。最終日のくせに急登の登りが辛かったのと、下りで足がガクガクになった。膝が笑うを通り越し、爆笑していた。
先輩に、
「てめえさっきから何笑ってんだよ!!」
と何度も怒られたが、その度に、
「違うんですよ、これ僕じゃなくて膝が笑ってるんですよ!」
とその度に訂正をしなければならなかった。


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親不知の日本海は私たちを大きな温もりで優しく包み込んだ。まるで日本海が、
「もう大丈夫だよ、もう終わったんだよ。」
と語りかけてくれているような気がした。 ベタなことを言うが、「自分ってなんてちっぽけな存在なんだろうって」って思った。「世界中のみんながもっと幸せになればいいのにっ!」って思った。
風呂に入り、帰りのバスに乗ろうとした時、どこからともなく声が聞こえてきた。
「さよ...な...ら...」
振り返ると大きな山が風に揺れていてその山は、笑っているようにも、悲しんでいるように見えた。
バスの中からみた外の景色は私たちを日常に導いてくれたが、ちょっと霞んでよく見えなかった。

1年 白飯

 




# by hacblog | 2017-10-06 12:37 | 合宿 | Trackback | Comments(1)
2017年度夏合宿(定着) 8/4〜8/10
メンバー 4年 田淵 
     3年 小林 中原
     2年 赤田
     1年 白飯 田口 松波

8/4 金
初日は八王子駅に集合し、各駅停車で長いこと揺られて黒部ダムに到着。日本唯一のトロリーバスに乗ることができた。駅から30分ほど下ったところにテントを張り、就寝。


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8/5 土
二日目は内蔵助谷と内蔵助平を通ってベースキャンプの真砂沢へ。晴天だったが暑く、一年はバテテしまった。定期的に休憩を取り、なんとか16時に到着した。初日で多くの体力を消耗してしまった。真砂沢には多くの他大学がテントを張っていた。
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8/6 日
三日目は長次郎谷の雪渓から剣岳を目指した。いくつかのクレバスの合間を縫いながら進み、がれ場を最後に少し登って山頂に到着した。初めてのがれ場は、想像以上に不安定で落石に気をつけながら進んだ。それでもいくつか落としてしまったので次は細心の注意を払って進む。下りは別山尾根から剣沢雪渓を通ってベースキャンプに戻った。日曜日だったため多くの登山客で長い列ができていた。

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8/7 月
四日目は源次郎尾根登攀から剣岳に登った。源次郎尾根からの景色はとてもきれいだった。山頂で天気を調べると台風が接近していることがわかり、雷鳥沢にビバークする予定だったが急遽平蔵谷を下ってベースキャンプに戻ることにした。

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8/8〜8/9 火、水
この二日間はテントで台風が過ぎ去るのを待った。テントの中は時間の進みが遅く感じたが、停滞の大切さを学んだ。


8/10 木
七日目はまた内蔵助谷と内蔵助平を通って扇沢に戻った。台風の影響で多少増水していたが、無事扇沢に着くことができた。扇沢でメンバーが交代し、縦走に入った。


台風によって二日間テントで過ごさなくてはならなかったのが残念だった。雷鳥沢でビバークしてみたい気持ちもあったが、急遽予定を変更してよかった。停滞はよい経験となったと思う。1年はやはり体力不足が目立った。冬に向けて体力強化していきたいと思う。


1年 松波



# by hacblog | 2017-09-19 10:12 | 合宿 | Trackback | Comments(0)
今年の岩合宿は三つ峠で6月24日(土)と25日(日)の2日間行う予定でしたが、天候不良により24日のみとなりました。
メンバー:4年 田淵、加藤
     3年 中原、小林
     2年 赤田
     1年 田口、吉田、白飯、松波
クライミングの前に、懸垂下降の練習を行いました。1週間前に広沢寺で練習を行っていたこともあり、比較的スムーズに行えていたと思います。
クライミングでは、4つのパーティーに分かれてそれぞれのルートで行いました。誰一人ケガすることなく無事に終えることができました。

雨で2日目は行えなかったのがとても残念ですがとても有意義な時間でした。

学校がない日には先輩方に色々な岩に連れて行って貰い、クライミング技術を上達させたいです。

1年 田口、松波
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# by hacblog | 2017-07-01 15:06 | 合宿 | Trackback | Comments(0)
以下の日程で新歓イベントを行います!
少しでも興味のある方は、是非ともご参加ください。
もちろん参加費は無料です。

4/8(土) 川崎市 南武線中野島駅 PUMP2にてクライミング体験 (13~16時ごろまで)
4/11(火) 食事会(夜) 場所は市ヶ谷キャンパス付近の予定です。
4/16(日) 葛西ロックランズにてクライミング体験 (14時~18時ごろ) ※クライミング後、食事会
4/22(土)~23(日) 神奈川県の湯河原で、テント泊で岩登りとトレッキング 
         山岳部の雰囲気が分かると思います!
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※イメージ
その他、火曜日は全員市ヶ谷で、木曜日は市ヶ谷・多摩各キャンパスごとにトレーニングしています。(ランニング・クライミング)
こちらも、ぜひご参加ください!


※連絡先 hoseialpine@gmail.com
# by hacblog | 2017-06-29 15:23 | その他 | Trackback | Comments(0)
先日のGWの休み期間中に谷川馬蹄形に行ってきました!
メンバーは
4年 加藤
3年 鈴木
2年 赤田
の3人です!

1日目 5/4 (木)

この日は各自、終電で土合駅に向かいました。
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自分の新人合宿以来の土合駅

やっぱり地下は寒かったですが、地上に出ると適温に!
そこそこ快適なステビでした。


2日目 5/5(金) 土合橋〜白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳〜清水峠

4時50分頃、駅を出発しました!
今回、反時計回りをチョイスしたのですが、以前に新人合宿で谷川に来たときは逆回りだったので初の白毛門の登りになりました。
白毛門の登り1500mあたりから雪もでてきました。
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新人合宿で同じ時期に来た時より雪の量が多かったです。。

本来なら蓬峠まで進む予定だったのですが、今日は清水峠で切ることにしました。


3日目 5/6(土) 清水峠〜蓬峠〜武能岳〜茂倉岳〜谷川岳〜天神尾根経由下山

昨日、予定より早めに切ってしまったので日の出1時間半前にテントを撤収、出発しました。
歩き出す頃は天の川が見えるほど満天の星空で、流れ星もちらほら見えました!
写真に撮れないのが残念です、、

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朝焼けもキレイでした。

下山路についてですが、当初は西黒尾根からの下山を予定していたのですが、途中で会った西黒尾根から登ってきた2人組パーティにかなり状態が悪いからやめた方がいいとの忠告を受け、一度偵察に行ってから、天神尾根からの下山に変更しました。

その後は下山中に雨が降り出したり、残雪で道がわかりにくかったりしましたが、、、予定通り下山できました!

GW期間だったので人がごった返していると思っていたのですが、予想以上にガラッガラでのんびり山を楽しみつつ充実した山行になりました!

3年 すずき

# by hacblog | 2017-05-09 05:39 | Trackback | Comments(0)